この1週間の間に大きな事がありました。
それは、インスタ1万人のアカウントのLIVEで、息を整えないと話せないぐらい泣きながらLIVEをしたんです。
そんなに悲しいことがあったの?と思うかもしれませんが、悲しくて泣いたわけでなく、嬉しくて泣きました。以前は、LIVEで泣くなんて…と思っていた私。
インスタLIVEもファンを増やすため、質問に回答するため、サービスの価値を届けるため、フォロワーさんとのコミュニケーションのためと思っていました。だから、LIVEで泣く理由なんて全くなかったし、泣くとも思っていませんでした。
今回のLIVEは、3月末で退職をしたことをきちんとフォロワーさんに伝えたいという思いでしました。「小児科看護師」として、発信をしていたので「現役の」小児科看護師ではなくなりましたよ。ということをしっかりと伝えた上で、どうして退職するに至ったのかを自分の言葉で伝えたい。そしてこれからどんなことを大切に生きていきたいかを伝えたい。という思いでした。
見てくれる人がどう受け止めるか…ということも考えた上でしたが、今までのLIVEと一番違っていたことは、「自分の思いを伝えたい」と自分にベクトルが向いているLIVEだったと思います。
自分の思いを話しながらも次々と「おめでとう」「そういう考えで退職を決めたなんてステキ」「とても勇気のいる決断でしたね」と流れてくるコメントに涙が止まらず、声を震わせて「ありがとうございます」というのが精一杯でした。
映画や、ドラマはすぐに感動して涙もろい私ですが、公の場で自分のことを話し、泣くことはなんだかちょっと恥ずかしくて、できれば避けたい。と思っていました。まして、私が泣くことをフォロワーさんたちは望んでないと思っていたので、LIVE終了後には「あー泣いてしまった…」とちょっと後悔したと同時に、「公の前でも泣けるじゃん、私」と一皮向けた気分。
その後もたくさんのDMやコメントの嵐で、ものすごい反響を頂きました。その中でも1番心に残っているのは「サイボーグみたいに何でもできる完璧人間のゆりさんの目から、涙が流れたときは同じ人間なんだって思ったし、熱い思いが伝わって私もこんなふうに生きたい!こんな人に相談したいってさらに親しみやすくなった」と言われたことです。
発信する側として、投稿の責任や有益さも大事だけど、たまには弱い部分、ダメな部分、自分の思いを届けるって大事なことなんだ。と改めて思えた出来事でした。
完璧サイボーグ人間の私よりも、人前で涙を流せる私が好きです。

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